悩める、という幸せ

悩むこと。

生きること自体が悩むことなのかもしれない。

悩んだことが無い人など存在しないだろう。

いや、人に限らず、猫でも悩むことがある。

悩むこと、それは、生きている証拠なのかもしれない。

 

悩むということは、選択肢が複数存在するということを意味する。

選択できる・選択できないに関わらず、ある意味で複数の未来があるということ。

そう、時として極論の場合もあるが、未来を選ぶという自由があるのだ。

 

塾で最初に学んだ大事なこと、それは、運命は変えられるということ。

命に運ばれるもの、と書いて運命。

命に宿るもの、と書いて宿命。

宿命は変えられないが、運命は変えられるのだ。

 

条件は、どう生きるか。

つまり、どう悩み、どういう選択肢を選ぶか。

時として、委ねることもあるが、委ねるという選択肢を選んでいるだけ。

星の数ほどの選択をしてきて、今がある。

そう考えると、今生きていることに感謝。

そして、悩みがあることに感謝するべきなのだろう。